補聴器がうまくいく人と、いかない人の違いは?

聞こえにくくて困っていて補聴器が必要な人の中にも「うまくいく人」と「うまくいかない人」がいます。その違いはどこにあるのでしょうか?
それは、本人に「聞こえにくくて困っていることを改善したい意志」があるかどうかです。
困っていても改善したい意志がない人は、補聴器がうまくいきません。
改善したい意志が必要な理由は?

補聴器を初めてやる人の脳は、静かな状態に慣れています。それを以前のように音がよく聞こえていた頃の脳に近づけるには、トレーニングが欠かせません。そのためには、多少うるさくても補聴器を続ける我慢や頑張りが必要です。改善したい意欲がないと、補聴器をつけ続けられません。
「孫と楽しく会話がしたい!」や「家族と一緒にテレビを楽しみたい」などの目標を持つことで、改善したいと思う意志が明確になります。
今よりも幸せになりたい、もっと人生を楽しみたいと思うことが大切です。
こんな目標を持つ方が前向きな意志を持ちやすいようです
●ライブやコンサート、集会や講演会に行ってみたい
●子どもや孫と一緒にテレビが見たい
●残りの人生は人と会話して暮らしたい
●一緒に暮らしている家族のために聞こえるようになりたい
●残りの人生を幸せに暮らしたい
●孫や子どもに嫌な顔をされたくない
●聞こえているのが当たり前にしたい
●相手の言葉が聞き取れない時に、聞き返すのが悪いと思ってしまう
●人に迷惑をかけたくない
●どうせお金を出すなら無駄にしたくない
●人生で一番大事なことは人とのコミュニケーションだと思っている
●会合に行っても会話を聞き取れるようになりたい
●どうせ補聴器を着けるならちゃんとやりたい
●若い頃と同じように過ごしたい
●脳を若返らせたい
●うつや認知症を予防したい
こんな人は補聴器がうまくいかないかもしれません
補聴器がうまくいかない人は、こんな考えの人が多いようです。
●周りに言われて補聴器を買ったが、自分は聞こえで困っていると思っていない
●自分では頑張りたくないので、すぐ聞こえる補聴器が欲しい
●お金さえだせばなんとかなると思っている
●できるだけ楽に成果を得たい
●周りが大きな声で話してくれれば、自分が困ることはないと思う
●聞こえで困っているのは自分なので、周りが優しくするべきだと思う
●補聴器の調整は自分でやるのが一番良いと思っている
●自分の聞こえは自分が一番わかっているはずなので、言う通りに調整して欲しい
●自分の現状に向き合えない
補聴器は慣れるためのトレーニングが必要です。トレーニングを途中で投げ出さないためにも、「こんなことがしてみたい!」「友人や家族と楽しく会話したい!」などの「目標」を持つと良いでしょう。

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※難聴の程度が重い人や医学的に特殊な難聴の例などは、補聴器の効果が不十分なこともあります。補聴器の装用は専門家に相談した上で行うようにしてください。




